Q膝に水がたまっている場合、水を抜いた方がいいのでしょうか?
A水自体は、痛みがなければ抜く必要はありません。
膝には元々少量の関節液があり、潤滑油のような役割を果たしています。
「膝に水がたまる」と言われる症状の原因としては、関節液が異常に分泌されるというのが最も多くみられます。
関節液が異常に分泌されるのは、炎症が起こっているからですが、その炎症がひどく痛む場合、ヒアルロン酸の注射を打ちます。この時、水を抜かなければヒアルロン酸の濃度が薄くなってしまうため、水を抜いてからヒアルロン酸の注射を打つことが一般的です。
また、水がたまっていると、関節はこわばっていきます。リハビリで膝関節をよく動かせるようにするために水を抜く場合もあります。